top of page

奥様を先に亡くし、お子様がいないおひとりさまのサポートをさせていただきました。

当社に連絡をいただいた時にはステージ4の肺癌で、少し脳にも転移が見られる状態でした。

頼る方がいないということで、ご本人が困っているところ、本人を支援していた、いきいきセンター・地域包括から連絡をいただき、ご本人とお会いできました。

後見人をつけることを考えていたみたいなんですが、本人の強い希望により、めんどくさい・煩わしいことはしたくない!以前、後見人をつけようとしてトラブルになったことがトラウマで、気安く頼める人がいいということで、私に白羽の矢が立ちました。

本人の希望として、①過敏なことはしてほしくない②臨終の際、葬儀もあげず、誰も呼ばないで良い③先だった妻の眠るお寺にお骨を持って行って欲しいとの要望でした。加えて、病院の支払いなどの金銭の精算と、家財の処分、鍵の返却などのあらゆる後始末ができることをお伝えすると、かなり安心してありました。

ご本人 自宅で頑張って闘病していたのですが いよいよ自宅での生活が難しくなり、往診に来ていた先生の紹介もあって、緩和ケア病棟へとご入院、病棟では少量のお酒や好きな食べ物を差し入れて嗜むことができると伺い、ご本人に要望を聞くと、ビールと刺身が欲しいということだったので、お届けし、大変喜んでありました。

その数日後、いよいよ体力の限界により、ご逝去されました。

逝去後は、本人の遺志通り、速やかに火葬し、奥様の眠るお寺へとお骨をお持ちしました。また残された家財処分であったり、病院の未払金等の精算、公共料金の支払い等も全て済み、本人のたっての願いであった、お世話になった往診してくださった先生・診療所、訪問看護ステーションさん、ケアマネージャーさんへのお礼参りもさせていただき、全ての死後事務を執行させていただきました。

おひとりさまの場合は特に気を付けており、当社ではできる限り、生前にお会いし、本人の遺志を伺うことを尊重しております。亡くなってからでは何も伺えずに、死後の人権が守られずに、無縁墓地・納骨堂に埋葬になってしまう方もいますが、生前にお逢いすることで様々な思い出を語ってくださり、ご本人の意思に従ってご希望の地へと埋葬することが可能になりますので周りの方で そのようにお考えの方がいらっしゃったら、遠慮なくご連絡くださいませ!

終活に関するあらゆるご質問やお悩みにお答えしております。いつでもお気軽にお問い合わせください。寄り添ったお手伝いを精一杯させていただきます!(24時間365日対応しております)

合同会社 はなおもい葬儀社 

はなおもい霊柩サービス

終活支援センター福岡

代表社員 やすたけなおゆき


留言


法要事例.png
bottom of page